クリスマス、お正月とご馳走をいただく機会がとても増えますね。
小さなお子さんや成人、ご高齢の方・・・ご家族だけで集まられたり、することもあると思います。
その中で一番多いのが気道異物による窒息です😩これはいろんな原因があって
誰にでも起こりうることです。(食べたものが気道が完全に詰まってしまって息ができない状態を指します。)
息ができなくなるので死に至るケースも少なくないので今回は対処法も合わせて
みていきましょう。
なぜ、喉(気道に)ものがつまるのか??考えられること。
・口に入れたものが小さくちぎられていなく、大きすぎてしまったため。
・咀嚼回数が少なく、丸呑みした状態であった。
・高齢者、幼児のように飲み込む力が未発達である。
・咳き込んだり、吐き出す力の低下。
では、もしあなたが、気道異物による窒息を見かけたら、どのように対応しますか?
考えてみましょう!
1.まず窒息に気がつくこと。
2.顔色、表情をみる(顔色の悪い、声が出せない、苦しそう、)呼吸ができないなど。
3.気道を詰まらせている人がいたらとるとっさの動きに喉を親指と人差し指で抑えるポーズをとっている場合があります。『喉が詰まったの?』と聞いて頷いている状態ならすぐ処置する必要があるということです。
4.喉に異物が詰まった人(傷病者)は必ず詰まっているとサインを出しましょう。手で首を抑えるポーズをとってください。
5.症状が軽い場合は強く咳をするように促しましょう。(小学校高学年くらい〜一般成人の場合)
6.傷病者に意識がある場合は119番通報をして救急隊を待つ間
腹部突き上げ法から行います。(ハイムリック法)
救助する人は傷病者(喉を詰まらせている)人の後ろに周りウエスト付近に手を回します。(基本 左手)
もう一方の手は臍の位置を確認しもう一方の手で握り拳を作って、その握り拳は臍の少し上に置き(みぞおちより十分下方)お腹を手前上方に向かい圧迫しながら突き上げます。
救助する人は後ろから抱えるような形で処置します。
しかし一時応急処置ですので、腹部突き上げにより内臓を傷つける可能性がありますので
施した後は、救急隊に伝えましょう。医師に診察を依頼してください。(異物が取れたとしても医師に見せましょう)
この方法は、乳児や小児、妊婦さんには向きません。
もし、妊婦さんのように腹部突き上げができない場合もあります。
その場合は
背部叩打法という方法があります。
座っているまたは立っている状態の傷病者の後方から救助者の手のひらの基部(手掌基部)で
左右の肩甲骨の中間あたりを強めにたたきます。
もしも、反応がなくなっている場合は心肺蘇生法を施しながらAEDを使い蘇生します。
蘇生中、異物が見えている場合は、取り除きましょう。無理に探したり、口の中をさぐったりしない!119の通報と救急隊への引き継ぎまでは確実に。
この場合、胸部圧迫を止める方が危険行為に当たります。
胸部圧迫は続けてください。
ご自身がこのような状況に陥った場合どのように対応すべきか、助からなかったり
あとで、例えば骨が折れた、蘇生の仕方が悪かった・・・など言われたらと考えるでしょう。
しかし、見て見ぬ振りする方が大きな罪ですし後悔しか残りません。
法にも謳われていますが、蘇生し、傷病者の骨を折ってしまう場合もあります。
助からないこともあります。しかし助けようとして蘇生や処置をした場合は罪に問われることはありません。
『あなたの勇気が1つの命を守ります!』
心肺蘇生法=AEDでの処置は必ず、消防や日本赤十字社の講習、セミナーを受けてください。
海外にお住まいの方も国によって意識不明者の気道異物による窒息の取扱は違う場合もございます。
今回は日本赤十字社や救助のセミナーで自分が定期的に受けているトレーニングの処置法の一部のないようです。
これは他人事ではないことです。
年始に老人ホームの施設で何件かお雑煮のおもちを喉に詰まらせた事例があり、咄嗟に職員が掃除機で
吸い出したりするということもあるようです。1つの方法ですが…。
最後に
1番の対処法は
小さくちぎって、ゆっくり食べること。
調理に少し手間暇をかけて小さく刻んだり
「よく噛んでね、急がず食べよう‼️』など
家族が声を掛け合って食育につなげていくことが
何よりも食事内での気道閉塞を防ぐポイントであると思います。
ご訪問ありがとうございます😌
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心が元気になるといいな
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