近年、『毒親』という言葉をよく耳にするようになりました。
今回は、毒親についての特集記事です。
『毒親』とは
子どもが育つ過程で子供にとって毒になってしまう親。
この中に教育虐待、ネグレクト、過干渉・・・など様々です。
教育虐待・・・監視したり現況の勉強法を無理強いし支配する。過度な他者比較を強いるなど。
ネグレクト・・・過度の放置。(子供に対して無関心、無視)
過干渉などのケースです。(大きく分類すると)
親の側にアルコール依存やギャンブル依存度の高い色々なパターンケースがある。
(具体例)
・支配的になり人格否定のような言動する
・兄弟間で激しく比較し、馬鹿にした言動を吐いたり、その兄弟に(馬鹿にするよう、暴力を振るうように)示唆する。
・持たせるお弁当に腐った食材やゴミを入れたり、暴力を振るったりするケース。
(明確な定義付けがかなり難しい部分がある)
近年、話題になっている度が過ぎて過干渉になる(特に学習虐待)
他者比較から逃れられず、子供に過度な期待をかこい囲い込むなど・・・😭
そのような親(毒親)に育てられた経験のある子供はどのような特徴が見られるか?
・自己肯定感の低さが見られる。(自尊感情の低い状態)
不登校や引きこもりになってしまうケース。
大人になってから(我慢していた分)精神疾患、鬱病になってしまうケースもある。
(例)
過干渉で何時迄もお尻をたたかれて勉強している場合
・まれにうまく成果が現れる場合がある(いい学校でいい成績を収める)
視点を変えたら・・・・それって結果オーライ⁉️ってこと?親の手中にいるじゃん???
仮に高学歴を得たとしても実はその子供側の自己肯定感が低いままだと表向きのプライドが高いばかりで『本当の意味の自信がない❗️』ので周囲にやたらとマウンティングするという形になり得ない。
育児・教育ジャーナリストの太田氏より
毒親の対処法
・強烈な毒親に育てられている場合は、幼少期から心が支配されたままである。
洗脳されている結果、本人がなかなか気づけない。これが当たり前だという思いになって
しまっている。中には30歳を過ぎて気づくケースもある。
気付いただけでも大きな1歩になる‼️
親との心理的距離を自ずと意識的に保てるようになるといいけど・・・一人では難しい。
そういった場合、(セラピストや心理カウンセラーなど)プロの力を借りるのもありだと思う。
心理学的には共依存という言葉で表現します。
共依存状態から抜け出すには、いずれかのタイミングで対決という形でその関係を一旦、
精算するという手がある。
親に対して自分の意思をしっかり伝える機会を持つことが前に進んでいく
大きなカギ(足掛かり)になる。
成績が高くて優等生である。褒められるのが繰り返されて当たり前になる??
とその人の本質を褒められるのではなく『成績のいい自分』を褒められているので
自己肯定感が得られない。本当の自分はどう思っているのかという気持ちになる。
大人になってから気づく。そこから絶縁を選択する人もいる。『付き合ってられないよ!』と親からもらった名前を変えてしまう。
法的に絶縁手続きはないが、何だかの形で距離を取る。
気付いた分だけそれは『選択してありだよ❗️ってこと』親子は一番
身近な他人である。(親の所有物ではない)
成長した子ども🧒が支配から逃れるために自分を守る為、自尊感情を
回復するために絶縁も選択肢に入れても何も間違っていないし
立派な選択肢である。
そこで親を愛せない自分を責める必要、罪悪感を感じる必要もない。
もっとも普通にも親のある事だ。
親と(大人として)付き合っていけるのなら受け入れてもいい。
ただ毒親離れのためには絶縁も1つの選択肢であるということ(これはニュートラルに選べるといい)
近年S N Sでも親こ(正義の暴走)という言葉で言い表しているが
このような親子というクローズな関係の中で躾、教育の中に正義を暴走させてしまうのが
毒親と思っているのが要因になっている。そこで自分が逆に毒親になっていないか
心配になる親ごさんもいるだろうが・・・・・・
(親の特徴)
・子供に👶🧒明らかに害悪をもたらす親。
・完璧の子育てをこなすことを目指す聖人君子のような親のタイプ!
しかし親のタイプは2種類だけじゃない‼️
現実はグラデーションではないかと思っている。
『あなたのためを思って言ってるのになんでいうこと聞かんのか??』というのは
度が過ぎると問題である。(多少は子育ての中でも仕方ないし、成長過程でこんな言われて大きくなっていくところもあるから・・・)⏩言った後は必ずフォローを💕
誰にだって毒親成分あってもいいんだ。かえって親が自覚している範囲がちょうどいい
⏩(内なる毒親をセーブできる)
(まとめ)
育てられた側の子供側や🧒🧒👶自分の親のことを毒親だと認識してもいいんだ🙆♀️
『毒親』ってキーワードによって毒親だったんだ〜毒親と呼んでいいんだと思うとや楽になるところもある。
認識できないのならその瞬間から世に対して、『あの時(自分が受けた子育てが)酷かったんだよね』とその時を振り返って追求し話せる時に話してもいいと思いますね。
毒親と距離をとるのも全て悪ではない。(1つの選択肢)
子ども側が気づけないだけじゃなく
大人が気づけない場合もある。
親としても暴走しすぎない事!
私自身も、家庭環境の歪みがあり様々ざ思いを抱き生きてきました。幼少期〜少女期は家に居場所がありませんでした。。
今両親を亡くして思い返せば、両親は親になりきれない、自尊心の低い人だと
いうことも垣間見えました。
両親も大変だったんだとすごく思いますよ。
私が家を出て長らく経ち親になり・・・・・
そこからすぐ父の介護が始まり、長年距離を取ってた母が自分に助けを求めて来たのにはびっくりでした。
ほっとけないから踏み場のないほど散らかっている両親の家に遠方から子どもを抱いて🤱長年通いました。
わたしも居場所がなく点々と若い時はいろんな地方に行きましたが・・・(;_;)
でも、わたしは今までの分、自分の心に手をかけてやる方が優先!だと思う。
そのほうが頑張ってきた自分に対し心を守る方法になるのではないか??
自分の心に向きあって自分の心に手をかけていきましょう。心を癒してあげよう。
毒親は幻の存在である
毒親の存在はわたしたちのイメージの中にある体験、そして怒りが結びついて心の中にすみついている幻の存在なのではないか?
ということで一般論で考えがちな毒親というワードよりも自分の親の捉え方、自分の心の癒やし方を考える方が先であるということです。。