みなさんは、離職し復職するときん感情をどんな風に考えますか?
『何か、戻りにくい』
『しょっちゅう、自己都合で休むのも・・・。』と思い仕事を休職したが復帰しても
また職場で自分が前のように、あるいは前以上に力を発揮できるだろうか???
近年、そんな離職や休職などで何らかの理由により仕事を一時的中断を肯定的に捉える考え方
をする方式があるという。
これを『キャリアブレイク』という。
育児や介護といった家庭の事情のみならず自身の働き方を一度振り返り、
リスキリング(学び直し)に挑む為等。。。。一旦立ち止まる理由は多種多様であるが
こうした行動を成長の機会と捉え制度として取り入れる職場が出てきている。
立ち止まる、一旦休んでみる・・。そんな時間を持ったからこそ、今の職場に出会えたというケースもあると聞いたこともある。
自身の経験でも頷ける。
日本は以前までは終身雇用、年功序列、というのが一般的であった(メンバーシップ雇用だった。)
それまでは休職や離職というキャリアのブランクと今まで捉えられている面があり昇進や再就職に不利に働く場合があるのではないか??という視点も従来まではあった気がする。
(かなり考えが昭和なわたし・・・。😥)
しかし、現代は『キャリアブレイク』という概念が広がってきている。
この考えはヨーロッパを中心に広がってきた考えで
ベルギーに事例🇧🇪
育児や介護の休暇制度とは別に理由を問わない長期の休職や時短勤務がすでに認められている。
こうしてキャリアブレイクが制度として浸透している。
①キャリアブレイクが何故、企業に注目されるようになったのか??
・変化の時代をきっかけに結論付けられている。
『雇用側も変化に対応できる人が欲しい』
離職中の活動も経験として自分の生き方をしっかりデザインできていると評価する動きが出てきている。
高校生も大学生も学校で何を学んだかというよりも、どんなことに取り組んで経験したことは何か?ということの方がよっぽど必要なこととなる。
育児や介護での離職をブランクとしてではなくて変化に対応できる人材として評価している。
今では(休職や離職を)ブランクというマイナスなイメージと捉えがちな事象をあえて変化に対応できた人というプラスに評価する一種、武器になる。
また、職場以外での経験を通じた視野の広がりや
最近よく耳にする『ウェルビーイング』(心身と社会的な健康)や幸福といった観点から
キャリアブレイクを制度として取り入れたいという企業が出てきている。
例えば)ある航空会社は2021年春🌸、理由を問わず最長2年の休職が可能な制度を導入した。
コロナ禍での航空需要減少といった背景ももちろんあったが社員それぞれの多様な
Life Plan にこれまでの休職制度があっていなかった。
そこでの制度っ導入であったわけですね。
こういう風にキャリアを断絶させることもなく、その組織にいることが出来れば社員の帰属意識や働きがいの向上につながると考えている。
勤続一年で取得可能でこれ迄で200人以上利用した、ある会社の社員は一年の休暇を使い
慶應大学のビジネススクールでビジネスマネージメントを学び、日々の勤務で得られなかった経験では出会えなかったことも多く、
『休む前の自分は仕事が一番だったがよくの使い方も上手くなった』
と感想を語っている良い作用をもたらされた。
欧米では浸透している『JOB型雇用』が日本でも増えつつあります。
自分のスキルを十分発揮することで報酬を得ていく。何も組織内で長期雇用されているから
すごいわけでもないし、正社員でも非正規社員の方がよっぽどスキル面に優れている場合だってあるJOB型になると年功序列はまず通じません。
現代は非正規雇用の人は正社員のサポート役がメインの仕事というわけではない。
実力や会社で仕事をしない人はまず解雇対象にもなります。
しかし、離職や休職しリスキングやリカレント教育を自ら選び自分のスキルを高める。
自分で今までの経験➕リスキングによって起業したり、仕事の取り組み方を見直せるのも
キャリアブレイクをすることでもたらせるメリットであろう。
勿論、全ての人がキャリアブレイクをする必要もないし必ず職場を離れなければいけないという類のものではないかもしれないがキャリアブレイクが文化として定着しためらわずに選択できる社会になれば、日本の組織環境や🇯🇵会社関係というのは自分らしさを手に入れやすい場所になるのではないか?
この概念が積極的な広がりを見せることに期待したい。
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